直毛の女(2)

豊美も俊夫もシラフじゃ入りにくいラブホテルを意識してか、
 坂下の割烹屋でいっぱいやった。
 アルコールに弱い豊美はすぐに赤くなった。
 歩行が乱れる程度の酔いっぷりは、計算されたものだろか、
 俊夫にはありがたかった。



 俊夫は彼女を支えて歩き、お互いに照れもなく他人を気 にもせず、
 このホテルの門を潜ることができた。



 二人の欲情をそそらんがためか...

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