雪乃と真利子と言う女。其の七



「何処へ行くの?」
『何処へでも行くよ。真利子の好きな所へ行こう』
「じゃあ、兎に角二人っきりでお食事が出来て、ゆっくりお話できる静かな所が良いわ」
『了解、後の具体的な場所は僕に任せるね』
「いいわ」
私は運転手に郊外のラブホテルの名前を紙に書いて、
「じゃあ、ここにやってくれ」
と、運転手に手渡した。言葉で言ったら真利子は拒否するかもしれないと思ったからだ。
真利子を先...

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